中小企業支援 ワンストップ・サービス・デイで経営改善

ワンストップサービスデイが開催されます

 中小企業庁にて中小企業支援策のワンストップ・サービス・デイを開催する旨の発表がありましたがご存知でしょうか。経済産業省、中小企業庁、特許庁、金融庁、都道府県、中小企業基盤整備機構等が主催しており、経営に関する様々な相談について一箇所で対応してくれます。年度末に中小企業からの資金繰りニーズが高まることに対応したものですね。

 開催は2月と3月に予定されています。 開催地は、全47都道府県の68都市で合計95回行われる予定になっています。相談内容は中小企業の資金繰り、販路づくり、経営支援・経営改善、雇用調整助成金の相談等の身近な内容となっています。
 昨年末にも開催されていたのですが、相談件数は1802件、相談者数は1221名の利用があったそうです。経営上、資金面などでの課題がある場合は、相談してみてはいかがでしょうか。

・資金繰りが苦しいので融資条件の変更がしたい
・新商品開発についての支援制度が知りたい
・ネットを活用して販路開拓したい
・知的財産を活用したい
・雇用調整助成金について知りたい

等などの相談ができます。

今回のワンストップ・サービス・デイは期間限定で行われる相談機会でありますが、経営上の課題や経営改善の方策について中小企業の経営者は様々な悩みを抱えていることでしょう。このような相談機会を活用して第三者の意見に耳を傾けてみると新しいアイデアが生まれてくるかもしれません。またこのような機会だけではなく日ごろから経営の相談ができる相手を確保することも大切です。中小企業診断士や支援機関の相談員と普段から相談する機会を持てば経営改善の機会となるかもしれませんし、問題が大きくなることを防げる場合もあるでしょう。経営者の決断は重く、大切なものですが、一人で抱えすぎないようにすることも大切ですね。

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