2013年6月の倒産企業数は減少傾向だが

東京商工リサーチの発表で、倒産企業数の情報が出ておりましたが、倒産企業数は減少傾向が続いているようですね。

大型倒産があったこともあり、負債総額自体は増えていますが、傾向としては今しばらく減少が続くかもしれません。

 

倒産の内訳をみますと、以下の通りです。

  • 金融円滑化法による貸付条件変更利用後の倒産が増加
  • 赤字累積による倒産が増えている
  • 道路貨物運送業、広告関連業などで倒産増加

運送業は燃料費の高騰なども響いているものと思います。

 

現在事業を続けている会社も今後業績悪化しないとも限りません。当然のごとく、赤字累積や販売の不振といった状況があるのであれば、対策が必要です。それも早め早めの対策が必要になります。

金融円滑化法による貸し付け条件変更を行った後の倒産も、赤字累積による倒産も、事業の環境が悪化した後、対応できなかった(あるいはしなかった)ことによる倒産と言えます。

売上と利益をどのように実現するのか?

自社の価値がどこでうまれ、どのようにその価値を顧客に届けるのか?

 

そのような売り上げと利益に続く道を明確にして取り組みを強化することが必要なのです。その結果として赤字の解消や借入金の返済ができるようになります。資金繰りに忙殺される状態から抜け出す必要がありますね。

 

マイナスの状況にある会社はどうしてもそのようなあるべき形から見た場合逆の状態に陥っていることがあります。

 

統計情報を見て自社の状況がどうか少し考えて見ましょう。早めの対策ができれば、改善できる可能性は飛躍的に高まりますよ。

 

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