起業の老高若低。中小企業の活性化に起業のチャンスを

起業家の減少はイノベーションの衰退

どのような企業でも、最初は零細企業・中小企業でした。多くの起業家たちが未来を夢見て会社を興し、新しい商品やサービス、需要を創造してきました。

ところが、今は、廃業率が開業率を上回ってきています。

そして、起業した人のうち60代以上の割合が増加し、20代の若年層が減少しているようです。

なぜでしょうか?

  • 将来が見通せない中で、リスクを負うことに魅力を感じない
  • 厳しい競争の中で、会社員以上の収入を得られるビジョンが描けない
  • 資金がそもそもない

などいろいろ考えられるでしょう。そして60代以上については、今後年金受給の開始年齢が引き上げられたりしていく中で退職後の収入を得る手段として起業を考える人が少なくないのかもしれません。

そのような中でも廃業率が開業率を上回っている状態が続きます。

これは、雇用の担い手になる企業の数が減少していっていることも意味しています。本来起業して、中小企業の経営者となることは非常に夢があり、チャレンジのし甲斐もあることでしょうが、新たな事業の「ネタ」もなかなか見つからないのかもしれませんね。

とはいえ、起業を目指す人がいないわけではなく、非常に熱意があり、社会貢献意欲を持った起業家もたくさんいます。先日もそのような前向きなエネルギーを持った起業家のビジネスプランを拝見いたしました。

まずは、起業してみたいという前向きなエネルギーを持てるかどうか。自分の将来を想像した時に、何かしてみたいと思うかどうか、起業家の卵の人たちには是非一歩前に踏み出していただきたいと思うところです。

 

そのために、私も起業家を成功に導く支援や、中小企業の経営力を向上させるための支援をなお一層進める必要があると思う次第です。

 

起業の成功率を高めるために

起業の成功率を高めるために何が必要でしょうか?

単純にいうと、

  1. お客様・取引先を獲得できること
  2. そのための商品・サービスの提供の体制や仕組みを作れること
  3. それらについて資金面での裏付けがあること
  4. 最終的に利益を獲得していけること

です。

特に資金面の裏付け、資金面から見た計画の策定というのは非常に重要です(多くの場合この部分が欠如したりしています)。

起業家の多くが、開業時には資金調達をします。その際には当然金融機関に事業計画を出すわけですが、その部分での実現可能性に疑いが出てくると資金調達もできません。

また、いざ事業を始めてもしっかりした筋道が描けていないと顧客獲得もままならない状態になるでしょう。

株式会社ばかりではなく、パン屋やカフェ、雑貨屋といったお店を開業する場合も同様です。XX万円稼ぐためにお客様はXX人必要。書面上の数合わせだけでは事業の成功はおぼつかないでしょう(もちろん数が合わせられる必要はありますが)。

 

自ら興す事業について成功のためのストーリーを作ること。

そのための資金の計画が立てられること。

前向きな想いに共感してくれる支援者を作ること。

など事業成功のための必要な要素は様々あります。

私も、一人でも多くの起業家の成功の支援を今後もしていきたいと思います。

事業は一人でするものではありません。いつでも気軽に経営相談してくださいね。

事業計画策定の支援や資金調達のためのアドバイス、その後の経営サポートなどもしております。まずは一歩踏み出しましょう。

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