決断と行動ができる中小企業経営

新しい政権の誕生に見る中小企業経営

2012年の師走に行われた衆議院総選挙。大差で自民党が勝利し、政権与党であった民主党が野党に転落しましたね。

短期的には、政権交代後は円安の進行と株価の回復基調が続いています。輸出企業などにとっては良い材料であります。もちろん円安により輸入産業や、原油や原材料の調達コストは上がりますので、今後も注視が必要です。

また来年度は金融円滑化法の終了もあります。いかに影響を小さくしつつソフトランディングを行うのかというのは政治もそうですし、中小企業経営者様にとっての課題でもあります。

 

さて、民主党は大きく議席を減らしました。大敗ですね。なぜそうなったのか?

これを考えていく中で経営でも教訓になることはないのでしょうか?

決められない政治

なぜ民主党は負けたのか?

民主党政権時の特徴は、とにかく決められなかったという点があげられるのではないでしょうか?そのことが実績としての印象であり、有権者の心が完全に離れてしまったということが第一にあげられるでしょう。

では、なぜ決められなかったのでしょうか?
「決められなった」と単純に言いますが、今回の場合は、文字通りの意味で、「決められなかった」ということと、「決めたのに、従わなかった」などいろいろなごたごたがありましたね。この原因の一つは、集まった人たちの中での意思統一ができていなかったこと、同じベクトルで行動できなかったことがあげられるのではないでしょうか。

では、なぜ同じベクトルで行動できないのでしょうか?
これは、国にとっての大義が「自分にとっての大義」に置き換わっていることが一つにはあげられると思います。つまり「自分」が大事なのです。正確にいうと議員は有権者からの投票で選ばれているわけですから、支持してくれた人の利害に反することはやりにくい、という面もあるでしょう。また自身の利益や保身のために、痛みの伴う決断ができなかったという側面もあるはずです。

ではなぜ、自身の保身や自分の考えに縛られてしまうのでしょうか?
まず国民や国がどうなるのか?が先ではなく、次の選挙で勝てるかどうかが先にきていないでしょうか?勝てないことはやらない、やりたくない、説明したくないし、説明せずに勝ちたい、少なくとも自分が政治家である間はしたくない。という根源的な前提がなかったでしょうか?

 

このような考え方は民主だけでなく、政治家すべてにいえるのかもしれません。今回はそれが極端に出てしまった、という印象です。

 

中小企業経営改善に活かす

今回のケースでは、

・決められない
・グループでベクトルが統一できない
・自身の利益が優先される
・自身の保身が優先される

という思考の流れで書きました。これは経営にも教訓になることがあるはずです。

  • 自分の現在の立場や仕事のやり方に固執してしまっていないか?
  • 目先の利益や売り上げに目を取られ長期的視点に欠けていないか?
  • 自分の業務が優先され、顧客にとっての利益が後に回っていないか?
  • そのような「自分の現状」を守るあまり、組織としてのベクトルが合わせられないということはないか?
  • その結果として、決められない、決めてもできないという状況が発生していないか?

なにかと批判ばかりしてしまう政治の世界ですが、経営という視点で見てみるとこれは「改善」のための宝の山とも見えてきます。

 

現状を見直してみましょう。新年にあたりさらなる飛躍をめざし経営改善を行っていきましょう。

戦略策定や経営改善などお困りごとがあれば是非ご相談くださいね。

 

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