他社の経営理念を見てみる
中小企業においても経営理念を明文化することは大切なことです。しかしながら、将来にわたって多くの人と共有できるような経営理念を作ると言うのはなかなか難しいですね。
では他社ではどのような経営理念を掲げているでしょうか?
パナソニックの経営理念
産業人タルノ本分ニ徹シ
社会生活ノ改善ト向上ヲ図リ
世界文化ノ進展ニ寄与センコトヲ期ス
ワタミの経営理念(グループスローガン)
地球上で一番たくさんの“ありがとう”を集めるグループになろう
日本公文教育研究会の経営理念
われわれは
個々の人間に与えられている
可能性を発見し
その能力を最大限に伸ばすことにより
健全にして有能な人材の育成をはかり
地球社会に貢献する
自社の経営理念を考える
一例を挙げましたが、いかがでしょうか?。それぞれの企業で素晴らしい経営理念を掲げていますね。
言葉の一つ一つは大げさなものではありません。しかしながら経営者の「想い」のようなものを感じることができるのではないでしょうか。表現の仕方も様々です。
大切なことは、企業として「こうありたい」と思う気持ちを言葉に表したらどうなるか、と言うことであると思います。経営理念が浸透していけば従業員も自然とその理念に沿った行動や意思決定が出来るようになるでしょう。上記に例を挙げた企業も、経営理念に掲げられた内容と企業のイメージに遊離はないように思いませんか?これは企業理念が浸透しているからであると考えられます。
大げさな言葉やかっこいい言葉というのではない経営者としての強いイメージを「素直な言葉」に置き換えてみる。そういうところからよき経営理念が生まれてくるかもしれません。様々な業種の経営理念を見て、どのように感じるかなど参考にしてみるのもよいかもしれませんね。
将来どのような企業にしていきたいですか?どのような目標や理想を持っていますか?改めてそれを考えてみませんか。