中小企業の資金繰り支援策

経営改善のためにも資金繰りはしっかり

 中小企業を取り巻く経営環境もまだまだ厳しい状況が続きますね。経営改善を進めて行く必要がありますが、資金繰りに苦労している経営者の方も多いことと思います。取引先の突然の倒産に資金繰りに行き詰り連鎖倒産などということも現実に起きており、中小企業にとってはきわめて現実的な経営問題と考えることもできますね。普段から資金についてしっかり目処をつけておくということも大切。それも経営改善の一歩です。

国の中小企業向け資金繰り支援策

 厳しい経営環境の中、国も様々な中小企業の資金繰りの支援策を打ち出しております。
  ・緊急保証枠を6兆円から20兆円に拡大。対象業種も793業種に拡大しています。
(対象業種は変動があります)
  ・セーフティネット貸付は3兆円から10兆円に拡大。業種を問わずに利用できます。
  ・金融庁から金融関係団体へ、貸し渋りの防止を要請
  ・将来における資金需要に対応できる「予約保障制度」を利用可能にする
  ・経済産業局に「中小企業金融貸し渋り110番」を開設し、相談に応じる
  ・中小・小規模企業の軽減税率の時限的引き下げなど税制措置を拡充(平成21年の税制改正事項です)

支援策自体は昨年から行われており新しいものではありませんが知っておきたい事項ですね。中小企業を取り巻く経営環境が厳しい中、資金繰りの支援策は様々行われています。経営改善のためにもこのような情報は常に意識し、必要になったならば適切に利用していきたいですね。


中小企業診断士ISAです。このサイトでは中小企業の経営改善に役立つ情報を発信していきます。


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