農商工連携など、中小企業の経営におけるコラボレーション

中小企業の経営改善における”コラボレーション”

経営環境が複雑になってきていたり、厳しいもので会ったりするときに、自社だけの動きや資源だけでは限界が出てくる場合もありますね。もちろん限界と思っている壁が考え抜いたビジョンと経営戦略で乗り切れることも往々にあります。そのような自社の生産性の向上とは別に、他社とのコラボレーションということも重要になってきていることが農商工連携支援などのポイントで、中小企業の経営においても考慮に入れたいところです。

農商工連携事業で見ますと、国の施策としても農商工連携促進法により、中小企業者を支援しようとする枠組みができています。ポイントは、
 ・農林漁業者と中小企業が有機的に連携し、
 ・お互いの経営資源を活用し
 ・新商品、サービスを開発し
 ・経営改善を実現する
ということです。
連携法により国から認定されたら、補助金や融資、保証といった支援策を活用できるわけですね。

農商工連携においては、促進法が整っており、今後も要注目ですが、一般のお店や中小企業においても改めて「コラボレーション」といったことを意識すると新たな戦略の視点が生まれるかもしれません。

内部環境においては、
 ・社員間のコラボレーション
   情報共有、コミュニケーション活性化、チームでの目標達成法

マーケティング面では
 ・パートナーとの連携、ブランディング

など販売・調達・業務改善などの面で協力し合えないかという視点もあるでしょう。
小さなお店であっても地域の商店街との連携やイベント、マーケティング上の連携などアイデアは出てくるかもしれません。

個人の生産性の向上を図るとともに、組織内でのコラボレーションを活性化させる。
組織の生産性の向上を図るとともに、パートナーとのコラボレーションを活性化させる。

個の連携の「和」を力とする経営というのも中小企業の経営力向上のポイントであります。

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