今後の電気料金などコスト変動要因を考慮する経営

電力各社の料金値上げ - 中小企業経営への影響が出そうです

関西電力など電力5社が来春以降電力料金の値上げをする見通しになっているそうです。

関西電力では、企業向けの電気料金を2割~3割上げる可能性があるようで、その影響は非常に大きくなりそうです。

このようにコストの上昇圧力というのは外部環境からも発生していきます。

このあたりのコスト上昇は現時点でも見通すことのできる部分ですので、今から対策を検討していく必要がありますね。利益率が数%程度の場合は、一気に利益が消えてしまう可能性もありますので、コスト削減・コスト構造の改善は必須です。

光熱費などは使わないわけにはいきませんので、一気に削減することは当然難しいですが、オペレーションの改善を通して削減できることもあるはずです。

 

あるお店では、お客が少なくかつ、日中の明るい時間帯にすべての電気をつけているというようなことがありました。節電の意識があっても、柔軟な対応が現場でできていない場合があるということも考慮すべきですね。

 

電気料金以外にもコスト削減は常に意識をしておかなければいけません。

・調達の改善(仕入単価の見直し)

・運用の改善(使用量、使用の方法の見直し]

・投資による戦略的改善

など一言に行ってもコスト削減には様々な切り口があります。

これから起業・創業する場合においてもコストを意識することは非常に重要です。

売上の見込みとコストの割り出しがどれだけ正確にできるかによって成否が分かれます。またこの部分をしっかり計画できるかできないかで、資金調達の難易度も変わってきます。

 

コスト削減は、始めれば、多くの場合実現可能です。

まずは、自社の現状(数字)を見てみましょう。

数字の分析や、コスト削減提案など、ご相談も受け付けております。

気軽にご相談くださいね。

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